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  ポール・マッカートニー死亡説の謎
 

1969年10月、アメリカで起こった「ポール・マッカートニー死亡説」アルバム「アビイ・ロード」のジャケットから始まったこの事件。有名人には何かと付き物のエピソードですが、ここまで細かな証拠が存在する話も珍しいにではないでしょうか?どう考えても誰かが意図的に仕組んだとしか思えない。そして未だに真相は謎のまま。根拠となる証拠は約70!騒ぎに便乗して追悼曲まで出る始末。て事でその幾つかを上げて見たいと思います。

 

 

 

アビイ・ロード(ジャケット偏)

 

そもそも事の起こりはこのアルバムから。アルバム・ジャケットでのポールの服装や止まっている車のナンバー・プレートなどから、「ポールは1966年冬、自動車事故で死亡し、それ以降そっくりさんがポールを演じていたというもの。しかしこれ、かなり無理な解釈ではなかろうか!当時の人々は何故こんな片寄った解釈をしたのだろう?以下は根拠となる証拠です。お手元にジャケットがある方、見ながら読み進めて下さい。

 

1.ポールだけ踏み出した足が反対である。

2.ポールだけが裸足であり、これはイタリアの埋葬法である。

  (ジャケットのアウト・テイクには逆に歩いている物や、サンダルを

  履いているものもアリ)

3.ポールの目は閉じている。

4.左利きのポールが、右手でタバコを持っている。

5.駐車しいているフォルクス・ワーゲンのナンバー・プレート「28IF」

  は、もしポールがこの時生きていたら28歳だという事である。

  (実際には281Fだそうである。)

6.横断歩道の行進にはそれぞれ配役があり、ジョンは牧師、リンゴ

  は葬儀屋、ポールが死体、ジョージが墓堀人である。

7.ジャケットの撮影された場所は、ポールの死亡事故が起きた場所

  である。

8.裏ジャケットの「BEATLES」という文字の前にひとかたまりの点が

  ある。この点をつなぐと、3・BEATLESとなる。

  (この配列からは、5・BEATLESと読む事も可能?)

9.裏ジャケットには、現場を通り過ぎる青い服を着た女性が写って

  いる。この女性の肘をよく見ると、ポールの顔の輪郭が見える。

 

アビイ・ロード(歌詞偏)

 

1.「Come Together」でジョンは、「1+1+1=3」と歌っているが

  、ビートルズは3人という事なのか?

2.同じく「Come Together」で「彼はピカピカの靴なんか履かない

  」とあるが、ジャケットのポールは裸足なのだから靴を磨く必要

  がない。

3.「Maxwell's Shilver Hammer」は頭が吹っ飛んで死んだ事

  をほのめかしている。

4.「Octopus's Garden」は英国海軍の用語で、「航海中に葬ら

  れた船員の魂が、最後に落ち着く場所」である。

  (イギリス海軍で「Octopus's Garden」を「水中の墓」という俗

  語として使ったという話は本当かもしれない。但し、これを裏付

  ける公文書は存在しない)

5.「You Never Give Me Your Money」には「良い子はみ

  んな天国に行く」という童話からの引用が見られる。

6.「Golden Slumbers」は「大いなる眠り」、すなわち死の事で

  ある。

7.「Carry That Weight」はポールの棺を担いだ者への言及

  である。これはまた、ポールなしでグループ活動を続けなけ

  ればならなかった3人の苦労をも物語っている。

 

その他

 

1.アルバム「リヴォルバー」以降、ビートルズのアルバムにおけ

  るベース・ラインは劇的に変化した。これはポールの死亡時

  期と一致する。

  (ベース・ラインの変化は、使用楽器の変化とも一致する。ポ

  ―ルは1966年にへフナー500/1の使用を止め、リッケン

  バッカ−4001Sを使用するようになる。)

2.プラスティック・オノ・バンドのシングル「コールド・ターキー」の

  (1969年10月下旬発売)ジャケット写真で、事故の後のポ

  −ルの頭蓋骨のエックス線写真が写っている。

  (実際にはジョンとヨ−コのエックス線写真)

 

イエロー・サブマリン(ジャケット偏)

 

1.ジョンはポールの頭上に手をかざしている。

 

ホワイト・アルバム(ジャケット&付録ポスター偏)

 

1.ジャケットは、喪に服して白である。

2.付録ポスターの中に写真の1つに、唇に傷のあるものがあ

  る。これはポールの替え玉とされたビリーシアーズ=ウィリ

  アム・キャンベルである。

  (ポール本人である)

3.付録ポスターはいろいろな写真をコラージュしたものである

  が、その中の1枚で、浴槽の水(または血)の中でポールの

  切り取られた首が浮いているように見える写真がある。

4.付録ポスターにポールがはしゃいでいる写真があるが、背

  後から手が伸び、ポールを捕まえようとしている。

 

ホワイト・アルバム(歌詞偏)

 

1.「Glass Onion」はイギリスの俗語で、棺桶の取っ手の事で

  ある。1800年代、棺桶には金属ではなく、丸いガラスの取

  っ手が付いていた。

  (この事について、歴史上の確かな記述はない)

2.同じく「Glass Onion」でジョンは、他のビートルズ・ナンバー

  にもふれ、「ここにもうひとつの手がかりがある。ウォルラスは

  ポールだ」という爆弾発言をしている。「マジカル・ミステリーツ

  アー」の中の手がかり同様、ポールがウォルラス=死の象徴

  である事が証明されている。

3.リンゴは「Don't Pass Me By」で友の死を悼んでいる。「君

  は自動車事故に遭い、かんしゃくを起こしてしまった」

4.「I'm So Tired」の最後の部分で奇妙な声が聞こえる。これ

  を逆回転で再生すると、「ポールは死んだ。寂しい、寂しい、

  寂しい」というメッセージが浮かびあがる。

  (実際にはジョンがムシュ、ムシュもうひとついかがと言ってい

  る)

5.「Ob-la-di,Ob-la-da」のコーラスを逆回転で再生すると、「ハ、

  ハ、ハ、僕らうまくやったよ」と言っている。隠ぺい工作に成功

  したという事なのか?

6.「Revolution・9」の「No.9、No.9」と連呼する部分を逆回転

  で再生すると「死者よ、目覚めさせてくれ」となる。

7.同じく「Revolution・9」はポールの死の説明である。ここには

  自動車事故、叫び声、クラクションや炎の音、事故ケガについ

  ての会話が入っている。

 

マジカル・ミステリー・ツアー(ジャケット&ブック・レット偏)

 

1.ジャケットのBEATLESという星の模様を逆さにして読むと、ひと

  続きの番号になる。この番号特定の時間にダイヤルすると、ビ

  リー・シアーズ=ウィリアム・キャンベル(ポールの替え玉とされ

  た架空の人物)と話す事が出来る。

2.ビートルズは様々な動物に扮しているが、ポールが身に付けて

  いるのはウォルラス(セイウチ)っである。この動物はスカンジナ

  ビア文化圏においては死の象徴であり、ギリシャ語では「死体」

  を表す。

  (この説には何の根拠もない。「ウォルラス」の語源はオランダ

  語で、「鯨馬」という意味である。

3.ブック・レットの3ページでポールは「あなただった私(I You 

  Was)という表示の後ろで机に向かっている。

4.ブック・レット6ページに「M&D社で行くのが1番いい方法だ」

  とあるあが、M&D社はイギリスの葬儀屋の名前である。

  (1966年〜1969年の間に、そのような会社はイギリスには

  存在しない)

5.ブック・レット23ページでビートルズは全員タキシードを着てい

  るが、ポールだけが襟に黒いカーネーションをつけている。(

  他の3人は赤)黒は不幸の象徴?

  (ポール本人の発言を信じる気があればの話だが、この死亡

  説が出て以来、長年「赤いカーネーションが無くなったから」と

  いい続けている。関係者も同意見)

 

マジカル・ミステリー・ツアー(歌詞偏)

 

1.「Strawberry Fields Forever」のエンディング部分でジョン

  が「ポールを埋葬した」(I Buried Paul)と言っている。

  (実際にはジョンが「クランベリー・ソース」と言っている。また、

  アルバム「ビートルズ・アンソロジー・2」でこの曲のアウト・テ

  イクがリリースされクランベリー・ソースである事が明らか

  になっている)

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(ジャケ偏)

 

1.ポールの頭上に手がかざされている。これは、東洋では宗教

  的に埋葬された者に対する、神の祝福を象徴している。

  (単なる偶然)

2.見開きカバーでポールは、「O.P.D.」と読み取れる腕章をして

  いる。これはイギリスでは「公式に死亡宣告済み」という意味で

  アメリカの「到着時すでに死亡」に相当する。

  (腕章にはしわが寄っている。正確には「O.P.P.」であり、オンタ

  リオ地方警察の公式の腕章である)

3.裏ジャケットで、ポールだけが一人カメラに背を向けている。

  (この撮影の時、ポールが参加出来なかった為に、ローディーの

  マル・エヴァンスが代役を務めている。)

 

サージェント・ペパーズ(歌詞偏)

 

1.「Fixing A Hole」は、「頭を怪我してさまよっている」状態を

  歌っている。怪我をしているのはポールではないか?

2.「Within You Without You」は「死んで手遅れになってし

  まうまで、真実は分からない」と言っている。「あなたなしで」人

  生が進んでいくという意味は、「ポールなしで」という事ではな

  いか?

3.「Good Morning Good Morning」でジョンは「彼を救うもの

  は何も無い」と嘆いている。

4.「A Day In The Life」は「車の中で頭がおかしくなってしまっ

  た」男について述べている。他のビートルズ・ナンバーにおける

  自動車事故への言及と同じく、これはポールの事である。

  (ジョンをはじめビートルズの関係者達は、「タラ・ブラウン」の事

  だと言っている。この人物は、ギネス・ビールの資産を相続する

  事になっていたが、1966年に自動車事故で死亡した。

5.「With A Little Help From My Firends」は「調子はずれ

  に歌う事」に対しての弁解が述べられているが、これはポールが

  替え玉で申し訳ないという事を表している。また、「友達の助けを

  借りて何とかやっていく」というのは、本物のポールがいない事を

  周囲に気付かせないために残りの3人で協力していく事を示して

  いる。

 

これで全てではないけれど、代表的な物を上げてみました。当時、ビートルズは実質的に解散状態にあり、噂が盛りある中それを否定する現場に当の本人たちが不在だったため、エライ騒ぎに発展してしまったのだけど、それにしてもあまりにも深読みしすぎではなかろうか?こじ付けにもほどがあり過ぎる証拠の数々。改めてみてもよく出来ているなあと思う。誰かが仕組んだのは確かなんだろうけど、それならそろそろ「私がやりました」って名乗りをあげてくれないだろうか?何故こんな手の込んだ事をしたのか?何が目的だったのか?騒ぎをどう見て喜んで(?)いたのか?噂やそれに対しての世の中の反応、出来すぎた証拠の数々より、むしろそっちの方に興味がある。いいかげんバラしてくれませんかねえ?因みに、アメリカでは1969年に本当にポールのそっくりさん・コンテストが開かれ、フィラデルフィア出身のジェイムズ・バリー・キーファー(キース)なる人物が優勝し、事もあろうにマーキュリー・レコードからシングルを2枚も出しているんだとか!何でも商売にするその根性には、頭が下がります!!

さて、次はどんなネタでいこうかな?

クョスコニョ    [1] 
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