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ビートルズの森、スタート!!

  Beatles・使用楽器レビュー/John Lennon
 

ビートルズの使用楽器を、出要る限りリスト・アップしてみました。まずは楽器の扱いが結構荒かったというジョンから!

 

ギャロトーン・チャンピオン

ジョンが初めて手に入れたアコースティック・ギター。新聞広告を見て文、約6ポンドで購入。クォリーメン時代に使用していたもので、サウンド・ホールには「バラバラにならない保障付き」という注意書きがある。近年オークションに出品された。既に原型を留めていなかった。

 

Hofner Club・40

ピート・ベストの母親が経営していたカスバ・コーヒー・クラブ初出演の前日に購入。楽器店の発行した領収書には、1958年8月28日にジョン・レノンにClub40を販売したと細かく記載されている。リッケンバッカ−購入後に、ポールに譲っている。

 

Rickenbacer・325MG

ジョンのトレード・マークとなったギター。4本所有するリッケンバッカ−の1本目。最初のハンブルグ滞在中に入手。スリー・クォ−ター・サイズと呼ばれるショート・スケールのネックを持つ。1958年制で、シリアル・ナンバーは「V−81」入手後数回のリフィニッシュ(黒)やパーツ交換を行う。2度目のエド・サリヴァン・ショウで2本目に持ち変えるまで使用。現在はさいたま市の、「ジョン・レノン・ミュージアム」展示されている。カラーはオリジナルのメイプルに戻されている。遺作となったダブル・ファンタジー(1980年発表)のセッションでも使用されているらしい。(本番のレコーディングで使用されているかは不明。)

 

Rickenbacer・325JG

2本目のリッケンバッカ−325.ジョンの所有したギターの中で一番有名なギターであろう。ツアー等で使い込んだ1本目の代わりととして、ジョンの注文により特別に製造。本来モデル・ナンバーに付けられる末尾の5はF・ホール仕様を表すが、このギターにはF・ホールがない。このギターはジョンのお気に入りのギターとなり、1964年から1965年にかけてステージやスタジオで大活躍する事になる。スッタフにも丁寧に扱うようにと指示を出していたとか。65年のセット・リストが貼られたままになっている。このギターも「ジョン・レノン・ミュージアムに展示中。

 

Rickenbacker325/12

1964年2月、ジョージの12弦ギターに影響を受けたのか、それまで使用していたものと全く同じタイプの12弦を注文。しかし、実際にステージで使用される事はほとんどなく、6弦の325の予備としてバック・ステージに準備していた。そもそも、それまでリッケンバッカ−はショート・スケールの12弦を制作した事がなかったらしく、かなり弾きずらい代物だったとか。現在オノ・ヨ−コが所有。

 

Rickenbacker/1996

イギリス仕様の325.色はファイアー・グローと呼ばれるレッド・サンバースト。市販モデルのためF・ホールがある。1964年〜1965年にまたがるクリスマス・ショウの間のみ使用。現在はリンゴが所有している。

 

Gibson・J-160E

ジョンとジョージがお揃いで入手したアコースティック・ギター。現在のエレアコのはしりのようなギターで、ギブソンP-90ピックアップが内蔵されている。通称「エレクトリック・ジャンボ」。ライヴではアンプを通して、レコーディングではマイク録りで使用されていた。サウンドは現在のエレアコと違い、アンプを通すと完全にエレキの音色になる。ジョンはこのギターを2本所有。1本目は盗難にあい(移動中に荷崩れを起こし、破損したとう説もあり)紛失。後にジョンはピック・アップをブリッジ側に移動したり、サイケ・ペイントを施したり、更に塗装を剥がしボディーにサインやイラストを書いたりなどしながら使用。ジョンが生涯を通して愛用したギターである。

 

Fender Stratocaster (Sonic Blue)

1965年、ジョンとジョージがお揃いで入手したギター。2人が入手した初めてのフェンダー製のギター。アルバム「HELP」のセッションで使用されたのが最初だと思われる。1961年製で色はソニック・ブルーと呼ばれる薄い水色。「Ticket To Ride」で使用されてると思われる。ビートルズ時代頻繁に使用される事は無かったようだが、所有はしていたようでアルバム「Imajine」のセッションでジョージが使用している。(ネックは交換されている?)

 

Fender Stratocaster(Dark Coloer)

ジョン、ジョージどちらの所有物かは不明だが、1965年末のイギリス・ツアーでビートルズの使用楽器の中にマッチング・ヘッド(ヘッドとボディ−が同色に着色されている仕様)のダーク・カラーのストラトがあったらしい。鮮明な写真や実際にジョンやジョージが使用している写真が存在しないので確かな事は言えないのだが、唯一アルバム「Revolver」レコーディング時のスタジオ写真に、このストラトらしきものが写っている。この時期のストラトのレギュラー・カラーはサンバーストで、黒などのダーク・カラーはカスタム・フィニッシュとよばれていた。しかもマッチング・ヘッドはさらにレアな仕様。ビートルズのレコーディングに実際に使用されたのか?はたまた本当にビートルズの所有物だったのか?ポールがストラトを所有していたという話は聞いたことがないし、ジョンもそれほど興味を持って使用した事はない。大のストラト好きであるジョージの物かもしれないが・・・謎のギターである、

 

Epiphon ES-230TD Cashino  

 

リッケンバッカ−に続くジョンの後期メインギター。先に使用していたポールの勧めで使用を始める。ジョージも同じ物を所有。但し、年式はそれぞれバラバラである。一般のセミアコと違い、ボディーにセンター・ブロックのないフルアコと同じ構造を持つ。66年の日本公演でもジョン、ジョージ揃ってこのギターを使用。当初のカラーはサンバーストだったが、その後ボディ−の裏を白くスプレーしたり、「ホワイト・アルバム」の頃には完全に塗装を剥がしナチュラル仕様となる。ピック・ガードは外されたが、何故か固定している金具はしばらく残されていた。また、コントロール・ノブ1個だけゴールドから黒い物に交換されている。(このギターに限らず、ジョンは本当によくノブをなくす)よほど気に入っていたと見え、ソロになってからもしばらくの間使用していた。現在欠損したノブは、本来のゴールドに戻されている。

 

Framus Hootenanny-5/024

 

アルバム「Help」のレコーディングから「Rubber Soul」まで使用されたビートルズ唯一の12弦アコ−スティック・ギター。Help収録の「You've Got To Hide Your Love Away」で使用されているのが有名だが、恐らくは「Help」のアコギもこのギターだと思われる。アコギには珍しく、ブリッジとテール・ピースが独立している。ジョージと使い回ししているため、どちらの所有物かは不明。

 

Gretsch Nashville-6120

 

ジョンが使用した唯一のグレッチ。「Paperback Writer」のみで使用(Dr.Robertでも使用?)色はアンバー・レッド(オレンジ色)ゴールド・パーツ仕様だが、何故かビグスビーのトレモロ・ユニットだけがシルバー・パーツ。ジョージの使用した「カントリー・ジェントルマン」より一回り小さいボディーサイズを持つ。この時以外全く使用されなかったちょっと可哀想なギター。

 

と言う事でまだまだ未完成ではありますが、今回はパート・1という事でここまでです。今後続編をアップする予定であります。パート・2をご期待くださいませ!!

クョスコニョ    [1] 
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